勉強

簿記

事務職なら必須のスキル

転職先を色々探してみると本当に様々な仕事があるものだと感じています。
今まで全く経験したことがない仕事にも興味が出てきました。
でも、即戦力として採用してもらうなら元々頑張っていた一般事務の仕事が良いのかなとも考えています。
色々な選択肢があるのでゆっくり考えてみようと思っていますが、一般事務を選ぶことも視野に入れて取得しておきたい資格が簿記です。

簿記といえば会計処理には欠かせないスキルですが、昔のように手書きで帳簿を残すわけではないのであまり必要のないスキルなのかなと思っていましたが、決してそんなことはないようです。
ほとんど会社では会計専用の処理ソフトを使ってパソコンで入力する仕組みを採用していると思いますが、やはり簿記の知識がある人と全くない人では信頼度が違うようです。
会計処理に携わる経理担当は特に簿記のスキルを持っていた方が圧倒的に有利になるそうです。

事務職だけでなく、他の職種にも簿記のスキルがあると重宝されています。
例えば営業職も簿記の知識がある人は優遇されているようです。
全く関係がないように感じられますが、営業でも簿記の知識を持っていると取引先の決算資料などを見ていると経営状況を把握できるので、仕事に活かすことができます。
管理職や経営者になっても簿記のスキルがあるとかなり有利になります。

あくまでも簿記は記帳するために必要なスキルではなく、会計処理をきちんと理解するために必要なスキルになるということですね。

参考:簿記 | 商工会議所の検定試験

公認会計士試験にも役立てることができる

将来的に公認会計士や税理士になりたいと思っている人も中にはいると思います。
予め簿記の勉強をしておくと、公認会計士試験の勉強の理解が早いといわれています。

また、実際に公認会計士試験や税理士試験合格を目標にしている人が会計事務所や税理士法人で経験を積みながら勉強している人もいます。
会計士として働くための求人も増えており、需要があるといえます。

未経験の人が知識をアピールするうえでも簿記検定を取っておいたほうがいいでしょう。

簿記の検定試験

どんな仕事でも簿記の資格があれば有利になると感じたので、簿記の勉強を開始することにしました。
色々調べてみた結果初めて知りましたが、実は簿記の検定試験にはいくつかの種類があります。
その中でも一番難しくて、知名度が高いのは商工会議所が主催している日商簿記です。

日商簿記は3級から1級まで等級がありますが、1級はかなり難易度が高い試験だと有名です。
今までの合格率を確認しても、10%前後の人しか合格していません。
この合格率は国家試験に匹敵すると言っても良いくらいだと思います。
独学で勉強してもかなり時間がかかると考えられます。

2級の合格率は平均して30~40%くらいの合格率があります。
独学で勉強しても合格を目指せるレベルかなと思いますが、実際に受験したことがある人の話ではかなり難しかったと聞いたことがあります。
3級は2級よりも少し合格率が高い程度ですが、簿記の基本的なスキルを問われるので独学でも十分合格を狙えるはずです。
でも、履歴書に書いてもあまり威張れるような等級ではないかもしれませんね。

やはり、最低でも2級の合格を目指すのが一番妥当だと思います。
3級の学習から始めて、2級の受験を目指したいと思います。