友人に相談
就活で思い悩んでた時・・・
大学生は、社会に出る一歩手前。一般的には最後の教育機関みたいなものです。これから社会で活躍できることを胸に、学生は希望としている職業についての情報を集めながら就活をしますよね。
しかし、なかなかうまくいかずにどうすればいいか悩んでしまう人も多いです。大学生の就活だけに限らず、転職を経験した人の中に苦い思い出のある人がいるのではないでしょうか。
実は、私もそのうちの1人でした。目標としている業界に携わる企業に応募したけど、一向に良い結果はありませんでした。正直、なんでなんだろうと当時は1人悩んでいましたよ。それを救ってくれたのが当時、学生寮が一緒だった友人です。
ちなみに、私たちが住んでいる学生寮は、早稲田大学近くにある寮です。近くには、日本女子大学や学習院大学、お茶の水女子大学などもあり、色々な大学の学生が集まる寮なのです。
➡早稲田大学付近の学生寮情報|学生寮.com
その友人も、違う大学に通っていましたが、お互いに就活についての情報交換をしたりして、私もよく相談をするようになりました。
同じ寮に住む友人と面接練習
就活では、なりたい職業の業界にたくさん応募はしたものの、うまくいかないことが続いたため、メンタル面で少し疲れていた頃、私のいつもの様子に違和感を感じたのか、友人の方から声をかけてくれました。そこで、思い切って悩み事を相談したところ、友人も同じ悩みを抱えていたことを教えてくれました。
そんな仕草は一切みえなかったので、私より先にてっきり内定をもらったものかと思っていました。ですが話をきくと意外にも似たような立場にあったので、2人でなんとか就活を乗り切ろうという話になりました。
翌日から2人で、面接の練習をしました。面接官の質問内容に関しては就職情報から参考にして、それらを面接官と応募者という設定を作って、練習しました。
毎日欠かさずに面接練習を続けてから、自分ではうまく回答できたと思った質問でも、友人の回答と比較して、どちらが適切な答えになっているかを気づけるようになりました。
それから、2人でいき詰ったところはアドバイスしあいました。例えば、「長所は何ですか?」という質問に対し「人と接することが好きな面です」という回答では、物足りないから具体的な例を挙げてみようとか、声が小さくなっていないかのチェック、面接に入るまでの細かい動作のアドバイスなど、お互い気づいた点はとにかく指摘し合いました。
2人3脚の就活
面接練習のほかに、自己分析も2人でやりました。すると、他人から自分がどう見えているのかを知ることができ、他者視点を加えることでより自分を正しく評価できるようになりました。1人だと主観的な見方になってしまい、どうしても自己分析が偏ってしまうということに気づかされましたね。
そうして、友人に悩みごとを相談していくうちにメンタル面も楽になりましたし、前向きに就活を考えられるようになりました。
就活になると、職業について話すことを恥じらったり、競争相手に友人を加えてしまったりすると、効果的な就活になり得るとはいい切れません。もし、1人で悩んでいる方がいましたら、一度友人に相談してみるのも1つの就活ですよ。